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経済産業省から「鉛に関するIoC提案に係る意見募集」の周知依頼がありました。

このたび、化学物質に関するグローバル枠組み(Global Framework on Chemicals。以下「GFC」という。)において、鉛に関するIoC(Issues of Concern:懸念課題)提案について意見募集が行われておりますので、ご参考までに情報共有いたします。

鉛および鉛化合物への曝露による人の健康や環境への悪影響に関する国際的課題が指摘される中で、当該IoC提案文書では、既存の国際的な取組は鉛含有塗料を中心としており、鉛のライフサイクル全体への対応が十分ではないとの問題意識が示されています。

このため、下記の事項についてステークホルダーからのコメントが募集されておりますので、お知らせいたします。

  1. 鉛問題への対応範囲の拡大

当該提案では、従来の鉛含有塗料対策に加え、以下の分野を対象として検討することが提案されています。

・使用済み鉛蓄電池(ULAB)のリサイクル

・消費者製品中の鉛

・食品中の鉛(混入実態の把握調査の実施を含む)

・鉛汚染プラスチック(鉛含有プラスチックとバッテリー由来の鉛で汚染された再生プラスチック)

・労働者曝露(血中鉛濃度監視システムの構築、中毒治療体制の強化など)

  1. 事業者に期待される取組の例

・鉛を含む製品・工程の代替

・安全なリサイクルシステム導入

・サプライチェーン管理

・Extended Producer Responsibility(EPR: 拡大生産者責任)の実施:製造・販売事業者が、製品の廃棄後における回収、リサイクル及び適正処理に責任を負う制度の導入

・循環経済モデルへの移行

・規制遵守

コメントの提出先は以下のとおりです。

Comments on nominations for issues of concern under the Global Framework on Chemicals

コメント提出締め切り:2026年8月21日

本提案は、鉛問題への対応範囲を従来の「鉛塗料対策」から「鉛のライフサイクル全体」に拡大することを主な内容としており、GFCの枠組みの下で国際的な対応の強化を目指すものです。

GFCの前身であるSAICM(国際的化学物質管理に関する戦略的アプローチ(Strategic Approach on International Chemicals Management))において、鉛含有塗料対策がIoCとして取り上げられ、

世界的に鉛含有塗料の規制が進んだ好事例となっているところ、本提案もその広がりを見せる可能性が考えられます。

関係事業者におかれましては、当該提案の内容をご確認いただき、必要に応じてGFC宛にコメント提出をご検討いただければ幸いです。

また、提出されたコメントにつきましては、差し支えない範囲で経済産業省にも共有いただけますと、今後、政府としての対応を検討する際の参考とさせていただきます。

つきましては、本情報について、貴協会会員の皆様へ共有いただければ幸いです。

なお、本件についてなにかご質問等あれば、以下に記載いたします問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

【参考URL】

  • Towards a Broader Approach on Lead: Expanding the Scope Beyond Lead in Paint

https://owncloud.unog.ch/s/i8kOBSFW6e0SWIh

  • Issues of Concern

https://www.unep.org/global-framework-chemicals/implementation/issues-concern

 

【GFC担当問い合わせ先】

経済産業省化学物質管理課 中川、石田

nakagawa-yosuke@meti.go.jp

ishida-hiromi@meti.go.jp